創業文政10年(1827年)創業のうなぎ料理の老舗・株式会社ての字で、ダイトホワイトまな板を使用していただいております。
東京都港区西新橋の本社加工場で使うまな板は、50ミリ厚で400ミリ×1000ミリのサイズ。
取材日は、職人たちが、まな板に乗せた、生きたうなぎを、鮮やかな手付きで次々と背開きにしていく風景を目にすることができました。
「ての字」で使用するダイトホワイトまな板は、うなぎをさばく際に行う目打ちができるように、独自の加工がされています。
くねくねとしてぬめりも強いうなぎも、ダイトのまな板には滑り止めのサンダー加工が施されていますから、安定して背開きができます。
うなぎ加工の職人たちからは「刃当たりがいい」との評価をしてもらいました。
われわれダイトが「世界一柔らかいプラスチック製まな板」と自負している商品だけに、刃当たりの良さをほめていただき、とてもうれしいです。
加工場では、入口付近の炭火調理場で仕上げる、うなぎの蒲焼きのおいしそうな香りが鼻をくすぐります。
お腹が鳴るのを我慢しながら、カメラを構え、職人たちの姿を追いました。
併設する飲食店「本丸」には開店と当時に、蒲焼きの香ばしい匂いに吸い寄せられるように、入っていくお客さんたちをうらやましく思いながら、シャッターを切り続けたのであります。
ての字様では、ダイトの販売サイト「まな板ドットコム」から注文をいただき、「納期が早いし、対応が良い」ところを気に入ってもらえました。
そして「加工する者が気に入っているので次回も注文します」という、うれしいお言葉もいただきました。
江戸時代から200年近く続いている老舗の鰻屋に、まな板を使っていただけることは、本当に光栄なことです。