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まな板重さについて
「厚み(cm)×幅(cm)×長さ(cm)÷ 1000 = 重さ(kg) 」
※まな板の種類によって少々誤差がございますのでご了承下さい。 -
2024/11
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さっそく老舗プラスチックまな板メーカーさんに相談して、まな板のことを詳しく勉強させてもらいました。
まずは同じ失敗を繰り返さないように正しい表面の削り直し加工をマスターし、それからまな板の材質や製法など細かいポイントも学んでいきました。
そのときはじめて、当社がまな板ととても相性がいいことに気が付きました。
というのも、私たちが取り組んできた樹脂加工に関する技術は、まな板づくりとたくさんの共通点があったのです。
まな板づくりに流用できるスキルやノウハウが豊富にあり、必要な材料の仕入れも、職人や機械の確保も難なくクリアーできました。
大きな板の製造や、お客様の注文に合わせたまな板の加工なども、むしろ得意分野と言えました。
また当時の料理業界は、木製まな板からプラスチックまな板に変わっていく過渡期でもありました。
国の政策で衛生的なプラスチックまな板の導入が進められている一方で、まだ板前さんの中には木のまな板を使う人が多くいました
。つまり”納得できるプラスチックまな板を探している人”が潜在ニーズとしてたくさんいたんですね。
「料理をする方たちに、当社の上質なまな板を使って頂きたい！」と強く考えるようになりました。
作ったまな板を肉や魚の加工業者さんに使ってみてもらったところ、とても高い評価をいただいたこともあり、手応えも十分でした。
そうして、樹脂加工の技術がうまく噛み合い、世相による需要の高さも後押しとなって、当社の本格的な業務用まな板づくりがはじまったのです。